フカカイな夏ソング/あべま。

今月のテーマ

ベタですが、BTSの『Butter』 が熱いあべまです。
一人で育ったような顔をしている私の大学生の息子と重ねながら
♪Cool shade stunner Yeah, I owe it all to my mother
(夏のサングラスが似合っちゃうイメケンに育ったのはママのおかげさ)
の部分でデレます。

他に「夏」で思い出す歌は〜なんて考えていたら、ここには描けない個人的なシーンばかり思い出してしまい、恥ずかしいことや涙がでそうなことやら
うぐぐぐ。となっています。
今は、サブスクで世界中の音楽が聴き流し放題なので
思い出とヘビロテ曲がリンクすることも少ないのかもしれませんね。
ただ思い出とは別に、私の頭を、定期的に悩ます夏ソングがあるのです。
『チャコの海岸物語』サザンオールスターズと
『風は秋色』松田聖子です。
若手のGTITスタッフからすると、ミスチルやスピッツも「懐メロ」を超えて「生まれる前の歌」らしいので、私ですら幼かったこの曲なんて知らないかも?

さて、なんでこの二曲に悩まされるのかというと
ずばり、くちづさみやすいのに、歌詞が意味不明だから。
ぽっと口に出して、自分で混乱するモヤモヤ感です。
もしかして、メロディにキャッチーな歌詞を乗せること重視で、物語性なんかないのかもしれない。
それでもモヤモヤします。
チャコの海岸物語を要約するとこうです。
若い二人が南の島の海岸で恋をし、胸を開いて裸でジルバを踊る。
そんなつれないチャコが心から好き
浜辺でミーコと二人きり。心から愛してる。恥ずかしがりやの二人は無言。
浜辺の天使をみつけた。ピーナッツを抱きしめたい
夏の浜辺に別々にいる三組のカップルを歌っているかもしれない。
桑田佳祐さんがリスペクトするアーティストを歌いたかったのかもしれない。
それにしても・・・あぁモヤモヤします。

そして風は秋色。
ちぎれた愛を忘れるために海辺に来た主人公の泣き虫の女性。
震えるのも、心のアザも全部彼のせい。

彼と恋をしたこの渚で、ひとつのソーダにストローが2本揺れていた。
振り返ると遠くで微笑むあなたを感じる
ひとりぼっちの夕暮れ・・・遠くで誰かが誰かが横切る!!
おお、ミルキースマイル
あなたの柔らかなその愛で抱きしめて!

もう現実とは思えないめまい感。
畳み掛けるように
遠くで誰かが(あなたが?)、誰かが(あなたが?)微笑みながら横切って消える。
怖いです。