第5回 読ませるチラシ作りの必須テク「Z読み」とは?

販促けんきゅう会

「お客さまに来てもらえるチラシを作りたい」と思っているみなさんこんにちは!

今日は「チラシ・ホームページを作るときのコツ」についてお話をしていきたいと思います。

チラシ作りに欠かせないのが「Z読み」というセオリー。
今回はこちらに「AIDMA」を当てはめて、お客さまを来店に導くチラシ作りについて解説していきますよ!

チラシ作りのセオリーは「Z読み」

決められたサイズのチラシの中に、どんな情報をどのように盛り込めば、お店のことがうまく伝わるのでしょうか。
実は効果的なチラシの作り方には、セオリーがあるのです。

前回、「看板は距離感を意識して作りましょう」というお話をしました。
チラシのデザインもこれと考え方は同じで、お客さまがどのような順番で目を通し、情報をインプットしていくのかを意識して作ることがポイントです。

人間が物を読むとき、目の動きは左から右を繰り返し、下に移動していきます。
これを「Z読み」と呼び、普段目にするチラシの多くも左上から右下に向かって読むように作られています。

今回はこれにAIDMAを当てはめて考えていきましょう。

0.5秒で読む気にさせる

新聞の折り込み広告を見るときや、お店でチラシを手渡しされるとき、お客さまは、それが自分にとって必要なチラシかどうか、手に取った瞬間に判断しています。
「要らない」と判断されてしまったら、もうその時点で「見てもらえないチラシ」になるわけです。

つまり、一目で「読んでみよう」「自分に必要かもしれない」と興味を持ってもらわなくてはいけません。
最初の0.5秒で、AIDMAで言うと、注意喚起(Attention)興味(Interesting)まで持っていくのです。

まず左上には業種がわかるものを、ガソリンスタンドであれば、ここに元売りマークを入れましょう。
そうすれば、「ガソリンスタンドのチラシか」と、消費者に「注意喚起(Attention)」することができます。

そしてキャンペーン内容等、興味(Interesting)を惹きつけるコピーやイメージを上部に載せることで、初めてチラシを読んでもらうことができるのです。

買いたい気持ちを高め、記憶してもらう

次に、買いたいという「欲望(Desire)」を喚起します。

Z読みの真ん中で初めて、「どんなことをやっているのか」「どんなことを売りにしているのか」といった具体的に宣伝したい内容を持ってきます。
業種に気づき、興味を持った後に初めて、中身は読んでもらえるからです。

  • いつからいつまで(期間)
  • どんな商品を
  • どんなふうに売っています

そのような情報をチラシの中心には配置し、「買おうかな」と思わせます。

チラシを読んだ後も買いたい気持ちを忘れさせないよう、「記憶(Memory)」させる工夫も大切です。
「今週末までとっておこう」「今度車に乗るときまでとっておこう」と思わせるような情報を左下に配置します。

例えばクーポンをつけることは、チラシを捨てさせないための良い方法です。
ピザ屋さんのチラシを、クーポンがあるからと冷蔵庫に貼っておいたことはないでしょうか。
実際に注文しなかったとしても、これでお店や商品を覚えてしまいますよね。

この位置に、タイムセールや期間限定キャンペーンのお知らせを配置しても良いでしょう。
これらに興味を持ってもらえた場合、やはりチラシをとっておいてもらえる可能性が高くなります。

店舗情報は右下へ

最後にAIDMAのA、「購入(Action)」です。

  • どの会社がやっているのか
  • どこに行けばそのサービスが買えるのか
  • 地図・営業時間・住所・問い合わせ先・ホームページのURL

右下には、お客様が実際に購入に踏み切るときに必要な情報を配置します。

チラシをデザインするときは、Z読みの目の動きに沿って、AIDMAの順に情報を配置する。
それが、チラシ作りのセオリーなのです。

料金表で買う気になるわけではない

チラシの場合も、看板・POPの場合と同じように、料金表になってしまっているものをしばしば見かけます。

実際に買うときには、確かに料金のことは気にします。
しかしその前の段階として、買うかどうかという感情があるのです。

「これは買う必要性があるのだろうか」「買ったら嬉しくなるか」。

買うかどうかはそこで決まるため、いちばん効果的な宣伝の仕方は、「物語を伝えること」なのです。

例えばラーメン屋さんであれば、美味しいラーメンのことを伝えるために小麦の産地や麺の作り方といった情報も大切です。

しかし、それらをチラシや看板に書き連ねても、必ずしもお客様はその文字を読むわけではありません。
写真やイラストを効果的に使い、パッと感覚的に伝わるデザインを心がけましょう。

お店のスタッフや店主の思い・作ってきた背景を一枚のチラシで伝えるために、自然と読みたくなるようなデザインにすることが大切です。

ネットで宣伝するときは、タイトルが8割

ここ10年ほどの間でインターネットが消費生活の中に入ってきて、ホームページを持っているお店も多くなりました。

インターネットの場合、検索したときに表示されるタイトルが、AIDMAの注意喚起(Attention)興味(Interesting)にあたります。
お客さまは検索結果をとても速いペースで斜め読みしているため、チラシよりも早い0.1秒で興味を持ってもらわなくてはいけません。

斜め読みでも目に留まる、インパクトが強いタイトルをつけることが最大のポイントになります。
どんなに良いホームページでも、まずはクリックしてもらわないことには意味がないのです。

ホームページの中身を作るときは、開いた後にもっと読みたくなるコンテンツ・構成にすることがコツです。
更に知りたくなるような情報を盛り込み、お客さまの購買意欲をかきたてます。

例えば車検の案内のページなら、自分のお店で実際に車検をした体験談を、3〜5例ピックアップしてみても良いでしょう。
具体例を入れることでお客さまは安心し、より興味を持ちます。

重要度としては、タイトルが8割、内容が2割ですが、タイトルに見合った内容を書くようにしましょう。

まとめ

チラシもホームページも、第一印象が肝心です。
一目見た時に、先を読もうと思ってもらわなければ意味がありません。

中身が伴ってなければ当然いけませんが、まずは先を読みたいと思わせるよう注意喚起(Attention)興味(Interesting)を意識して作っていきましょう。

  • チラシを作る時は「Z読み」とAIDMAを軸に考える
  • 0.5秒で読みたいと思わせるキャッチを
  • ホームページは0.1秒でクリックしたくなるタイトルを