第11回 メニューがあるから買い物できる

販促けんきゅう会

SSで働く皆さんこんにちは、販促会社グリット!の吉田と申します。
今日は、販促けんきゅう会の第11回をお届けします。よろしくお願いいたします。

今日のお題は、「メニューがあるから買い物できる」ということです。
メニューがあるから買い物ができるということは、=売り上げが上がるということになります。

今回は売上アップの鍵になるメニューの重要性についてお話をしていきます。

回転寿司・ファミレスと個人店の違いは「メニュー」

まずひとつめに皆さんにイメージしていただきたいのは、回転寿司とメニューがないカウンターのお寿司屋さん、どちらが行きやすいでしょうかということです。

これは、答えを聞くまでもなく、回転寿司のほうが行きやすいということになります。
理由としては、価格の安さということもありますが、ひとつひとつのネタに対してお皿の色で価格が決まっていて、それを自由に取って食べることができるという買いやすさ・食べやすさにあります。
価格が消費者からすぐにイメージできるため、買いやすい・食べやすい回転寿司に行きたいということになります。

逆に、カウンターのお寿司屋さんだと、ネタの名前は板前さんの背後に貼ってあるけれども、価格はどのネタについても時価になることがほとんどなので、一般の人はなかなか入りづらいということにつながります。

もうひとつ、ファミリーレストランと個人で営業しているレストランでは、どちらに食べに行きやすいでしょうか。

これも圧倒的に今の日本では、ファミリーレストランのほうが行きやすい場所・食べやすい場所というように選ばれています。
これは、回転寿司と同じように、ファミリーレストランに行けば自分たちが食べたいものが食べたい場所のメニューに掲載されていて、それがいくらなのかがすぐに消費者に伝わるというメリットがあるためです。
選ぶまでの時間や自分が食べたいものが事前にイメージできるため、個人のレストランに行くよりもファミリーレストランに行く選択をすることが、今の日本人には定着しています。

今のSSは高級寿司店

今あなたのお店には、カーケアに関する全ての商品が網羅されたメニューが存在していますか?

私たちがいろんなSS様にお邪魔すると、ほとんど、8〜9割くらいの確率で、メニューを用意されていないというお店が多いように感じられます。
洗車はメニュー表があったり、洗車機の横に価格表があったり、オイルもピットには価格表が貼ってあるけれども、ゲストルームで見るものはない。
タイヤや車検は、ともすればチラシの中で商品を選ぶことになっているという現状も、多く見受けられます。

この状態をお客さまから見た時に、買いやすい状態にあるかということが、今のSS業界のひとつの課題だと思います。
メニューを作るということを一言で言っても、それに対する予算とか、メニューの内容を決めることは簡単ではありませんのでなかなか難しいかもしれませんが、メニューがあることでお客さまが買いやすい、その買いやすさが売り上げにつながるんだという考え方をしていただければ、メニューを一度作ってみようじゃないかという考えに至るかもしれません。

逆に言えば、回転寿司の価格で分けられたお皿をなくして、全て白い皿に乗った状態で回ってくること、そしてそこには、中トロがいくらとか、エビがいくらとか、その価格表示が無いのに自分が選べるかということをイメージしてみてください。
今のファミリーレストランからメニューをなくし、スタッフから口頭で今日食べられるものが伝えられるということをイメージしてみてください。
とても食べづらい状況になると思います。これはSS業界にもそのまま言えることなのです。

メニューは工程・安心・技術・想いを伝えるもの

メニューに大切な機能として当然、商品の名前・内容・価格が分かるということがありますが、メニュー=価格表ということではありません。
価格というのは、お客さまが購入するかどうかの最後の段階で気にすることですので、メニューの中であなたのお店の付加価値をいかに伝えるかということの方がとても大切になります。

商品によってその特性は違うため、作業の工程とかお店独自の技術、安心できる保証、それからお店の想いなど、そういった付加価値をメニューの中に載せる。それがあって、価格があって、初めて購入まで至るというように考えてください。
商品名と価格だけの羅列では、お客さまは買えばいいかどうかの判断ができないため、結果的に買いづらいメニューとなってしまいます。

メニュー=価格表ではないと言うことをしっかり押さえておいてください。

指差し注文でできること

メニューの機能として、スタッフとお客さまが喋ることなく、お客さまが指差しで商品を注文できるということもあります。

お客さまの中で、どの商品を買えばいいのかということを自分で考えて、その商品の購入意思を伝えるために指差しでスタッフに伝えるということも可能です。
お客さまをゲストルームに招き入れ、何らかのカーケアを買っていただく時に、洗車の注文をいただいたお客さまにオイルを注文いただくとか、オイルを注文いただいたお客さまにタイヤを注文していただく、これという形で指差して注文していただけるということも、メニューの大切な機能になります。
ですから、そのお店の全てのメニューが詰まった一冊のメニューを作ることがとても大切なのです。

まとめ

今回は「メニューがあるから買い物できる」というお話でした。
ぜひ、商品の付加価値までお客さまに伝えられるようなメニューを作成してみてください。

  • メニューがあると買い物がしやすい
  • メニュー=価格表でなく、付加価値を伝えるもの
  • 指差し注文ができるよう、すべてのメニューを作ることが大切