「スタッフを10kg太らせる」が目標!? 店長の驚き店舗経営【1】

SS業界裏話

人手不足に悩めるSSの皆さんこんにちは、GRITおおわきです。

最近、SSのみなさんに現場のお話を伺っているのですが……
こんな一風変わったSSさんがいらっしゃいました。

「うちのお店に転勤してきた子が10kg太る、というのが目標」

つい太ってしまうようなお店……?
歓迎会の乾杯は豚骨ラーメンなのか……?
(実際ラーメンはよく食べに行くそうです)

実はこれ、聞くところによると、
「動き回らないから太る」
「昼食の時間もしっかり取れるから太る」

というお店づくりを目指している、ということらしいです。

何それ〜!
めっちゃ怠けてる店長さんじゃないですか〜!

売上大丈夫?上から怒られてない?
お客さま、店頭で困ってない?
店長、自分が太っちゃっただけなんじゃないの〜!?

……いえいえ、この店長さん(自称:関西の愉快なおじさん)のおかげで働きやすい環境を作りながら、なおかつお客さまのフォローまでバッチリみたいですよ!
楽しそうなお店!おおわきも働いてみたいです!(太っちゃう)

では、動き回らない、楽をするためのお店づくりとは?
実はそこには、この時代ならではの、今までの常識を覆すようなお店づくりの秘密が隠されていました!

今の時代にマッチしたお店へ

人手不足が叫ばれるこの時代、SS業界も例外ではありません。
だからこそ、「人手のかからない店づくり」に注力しているというのが、先ほどお話した関西の愉快なSS店長さん。

人手のかけないために、お店の仕事は「誰でもできること」がメインだそう。
手抜きじゃありませんよ!

確かに、高度な商談や施工には、教育の手間暇がかかります。
人に依存した仕事に頼っていると、スタッフが別店舗に移る時や新しいスタッフを迎える時、また一からの教育が必要になってしまいます。

そこで、人手のかからないサービスをメイン商材としたり仕組み化・マニュアル化を薦めて誰でもできる仕事を増やしたりすることで、教育の手間が省き、さらに店舗のサービスレベルの均一化もはかっているのです。

これならスタッフが入れ替わっても、新しいスタッフへのハードルは低く、指導側の手間もかかりません。
なんて合理的!
だから太る!

声かけは「する」より「される」を重視

古くからの「お客さまの都合より、利益獲得を中心とした声かけ」に疑問を持っていたという愉快な店長さん。
セルフで「声をかけてほしい」という人は少ないけれど、何かあれば「声をかけやすい」雰囲気を作ることが大切とお話していました。

自分のペースで給油ができるのがセルフスタンドの醍醐味。
だからこそ、「スタッフからは声をかけられたくなくても、自分からはすぐ声をかけられる」お客さまのペースでサービスを受けられる場所を提供できるのが理想です。
現代人、距離感って大事にしてます。

積極的に声かけしないとはいえ、ぼーっとしているわけではありませんよ。
近くにいて困った様子がないかよく観察するんです。
困っていたらもちろん即声かけします。

必要以上に声かけを頑張らないことで、本当に必要な人に声をかける・かけてもらえる余裕が生まれるというわけです。

そして、挨拶はしっかり元気よく。
これは当たり前のことですが、声かけをしないだけに挨拶は特に重要なんです。
挨拶ひとつで、話しかけやすい雰囲気を作ることができるからです。
気持ちの良い挨拶をしてくれる人には、どんどん話しかけたくなっちゃいます!

「声かけを頑張らない=悪」ではなく、「お客さまによく気がつき、声をかけられるお店」になるために、かかる人手を最小限に抑えているという考え方です。
必要な時に必要な分だけ動く。
だから太る!

次回:太るために注力している商材は?

業務の効率化をして、働きやすい職場を作る。
「手抜きでブクブク太っている」わけではないことはわかっていただけたでしょうか?

次回は具体的に、「太るために注力している商材」についてご紹介していきます!
思い切ってあの商材に力を入れることで、走り回らなくていい!?
だから太る!
お楽しみに!!

以上、GRITおおわきでした♪

▼後編はコチラ!

「スタッフを10kg太らせる」が目標!? 店長の驚き店舗経営【2】
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