「灯油」とは?【SS用語辞典】

SS用語辞典
出典:goo辞書(https://dictionary.goo.ne.jp/)
おーわき
おーわき
石油ストーブってみんな使ってる?

灯油とは、沸点範囲が170〜250℃程度の石油製品
精製度の高いものが、家庭用の暖房機器や給湯器の燃料に使われています。

引火点は40℃以上と、常温より高いため取り扱いは容易なのですが、
霧状の粒子となって浮遊するとガソリンに匹敵する引火性を持ちます。

では灯油ストーブは実際どのくらい使われているのでしょうか。


出典: 環境省「平成29年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査(確報値)」地方別最もよく使う暖房機器(平性29年度)

環境省の調査によると、最もよく使われている暖房機器はエアコンで、全体の3分の1を占めています。
それに次いで灯油ストーブが25%と、全体の4分の1です。
特に、北海道、東北、北陸で灯油ストーブの占める割合が最も高くなっています。

部屋全体を暖めるにはエアコンが圧倒的に高効率
ですが、空気が乾燥しやすくなることが難点で、一緒に加湿器を使う人も多いです。
本体が高価なため、どこにでも設置というわけにもいきませんね。

取り回しの良さで言えばストーブです。
ストーブには電気ストーブ・ガスストーブもありますが、その中でも熱効率は100%で暖房能力が高いのが石油ストーブです。
灯油の燃焼によって水分が発生するため、空気が乾燥しないことも特徴です。

石油ストーブであれば電気を必要としないので、置く場所を選ばず、停電時でも活躍します。
災害時にもアウトドアにも使えるので、最近では再注目されています。

一方、石油ファンヒーターは電気を必要としますが、温風が発生するため即暖性があります。
安全装置がついており、人感センサーで必要な箇所を重点的に暖めてくれるものも。

ちなみに
ガスストーブはハイパワーで音も静かですが、ガスコンセントがない家庭が大多数かつガスホースが邪魔になるので少数派。

電気ストーブは足元などのスポット暖房として人気ですが、部屋全体を暖めるには効率が悪いのがデメリットです。

というわけで、今再注目されている石油ストーブ。
石油ストーブとプラス灯油1缶を常備することで、災害対策になります。

SSでもガソリン満タンと共に、災害大国日本でぜひすすめていきたいのが灯油販促なのです。

今日の用語解説「「灯油」とは?【SS用語辞典】」は...


おーわき
おーわき
うちはオール電化だから、石油ストーブも買っておこうかな…!

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