こんにちは😃
ジョージパクルーニことISの杉浦です。
今回のテーマは資本主義社会主義共産主義についてです。
初めに、共産主義とは簡単に言えば「完全なる平等を目指す」主義のことです。
イメージ的には「すべてのお金をみんなで平等に分ければ、みんな平等でみんなハッピー!」という感じです。
共産主義の理想である「完全なる平等」のもとでは、争いごとも抑圧も起こらないので「政府は必要ない」とされています。
なので、多くの場合「社会主義」は「共産主義」にたどり着くまでの通過点だ、とされており、多くの国で「共産党」がその理想を目指しております。
ですが、本質的な共産主義はマルクスエンゲルスの「資本論」の中にしか無く、実現した国は歴史的にも将来的にも無いようです。
続いて社会主義とは「国が経済を管理することによって、みんな平等にお金を稼げれる!」という考えです。
国が会社を作り、国が工場を建て、国が従業員を雇います。
簡単にいえば「国民全員公務員」みたいな感じです。
資本主義のメインとなるアイデアが「自由主義経済」なのに対して、社会主義では「計画経済」が基盤となります。
計画経済とは「国のスーパーエリートが全ての国の経済をコントロールすること」です。
続いては資本主義とはです。
資本主義は「お金(資本)を持っている人が、お金をたくさん稼げれる!」という考え方です。
お金(資本)を持っている人が会社を作り、工場を建て、人を雇うことができます。
言い換えれば、お金がないと何もできないのです。
ということで、「お金(資本)が一番!」で「資本主義」、ということになります。
おまけの解説”自由主義経済”についてです。
自由主義経済とは「国は経済に関してあんまり関与しないから、みんなが好き勝手にビジネスしなよー!」という考えです。
で、ここのポイントはこの「みんなが好き勝手にビジネスをする」という点です。
実は、経済というものは「みんなが好き勝手にビジネスをする」と、結果的に、ある程度いい感じになってみんなハッピー!っとなっちゃうんです。
ただこの資本主義、お金持ちには優しいですが、お金のない人には非常に厳しいシステムです。
競争市場で敗れた企業は倒産しますし、不景気時には末端の従業員から解雇されていきます。
そう、良くも悪くも「弱肉強食の世界」なんです。
もう一つおまけに”修正資本主義”についてです。
資本主義が生み出した弊害を取り除くためには、資本主義そのものを否定する必要があると説いたのがマルクスでした。
1930年代の世界恐慌が起きたとき、イギリスの経済学者ケインズは、『雇用・利子および貨幣の一般理論』(1936年)を著し、政府が積極的に経済活動に介入すれば、恐慌は克服できるという画期的な経済理論を樹立しました。すなわち、「恐慌は有効需要の不足によって起きる」として、政府が積極的に公共事業を行なうことを提唱したのです。
資本主義にはたしかに欠点があります。しかし、その欠点を政府が積極的に介入し補ってやれば、資本主義はまだまだ有効であるとケインズは考えたのです。そして、アダム・スミスの「小さな政府」を否定し、「大きな政府」の必要性を説きました。
最後に”修正社会主義”についてです。
これは私杉浦の造語なのでgoogleっても出てきませんが、典型的な例は現在の中国だと思います。
社会主義共産主義国のもとでは資産の個人所有はありません。輸出入は国が行い、個人や企業はできませんし、そもそも私企業などあり得ませが、現在の中国は、資本主義国と変わらない状況です。国は共産党が支配して世界経済の中で今や経済大国なのに社会主義国とは言いがたい、まさに修正社会主義国だと思うのです。
以上のことから、私の結論として意見を言わせていただきます。
いずれの社会が優れているとかいい悪いではなくそれぞれの国家社会、国民が認め合い、共生して行ける世界を目指して行けばきっと理想的な国際社会、人類社会が実現できると思います。其れはまさしく「人間主義」だと言うことです。
最後までお読みいただきありがとうございました。