
SSの洗車には大きく分けて2つ、手洗い洗車と機械洗車があります。
このふたつの違いを語る時に必ずと言っていいほど「洗車機の方が傷がつく」と言われることがあります。
しかし、正直目に見えない傷であれば手洗いでも機械洗車でも、普段乗っている時にもついているのです。
それでは手洗い洗車の推しポイントはなんでしょう?
プロの技が光る手洗い洗車は、スタッフが細かなところも目視で確認しながら、汚れの状態に合わせて洗い方を変えることができるのがメリットですね。
頑固な汚れも確実に、ボディを傷つけないように優しく洗って落とすことができます。
一方、機械洗車とは?
ガソリンスタンドのセルフ化・人員の削減・業務の効率化に伴い、現在主流になっているのが機械洗車です。
機械洗車のメリットは、安い・早いということ。
機械洗車の中にもセルフ洗車とスタッフ洗車があります。
セルフ洗車は最も安く、自分ひとりで完結します。
デメリットは拭き上げは自分で行わなければいけないことです。
スタッフが行う機械洗車のメリットは、洗えない部分を手洗いしてくれたり、拭き上げサービスがあるという点です。
そして、セルフ洗車といえばよりどりみどりのコースの数々。
どれが自分の車にとってベストか、迷うお客さまも多くいらっしゃいます。
各社、洗車機によっても異なりますが、大体の特徴は以下の通り。
水洗い洗車:
300円程度。最安値・最短時間でできる、水だけを使ってブラシをかける洗車です。
シャンプー洗車:
400円程度。シャンプー剤を使って洗車します。
しかし、黄砂や花粉のような細かくて頑固な汚れはシャンプー洗車だけでは落とせないため、オプションの高圧洗浄との組み合わせがおすすめ。
ワックス洗車:
700円程度。油系の皮膜で全体をコーティングし、汚れを弾く効果があります。
効果の持続は1〜2週間程度。
フロントガラスに油膜ができたり、まだらについたワックスがムラになるというデメリットも。
撥水コート洗車:
1200円程度。シリコーン樹脂系のコーティング剤で仕上げます。
ワックスよりも分子が細かいため、撥水・防汚性が高く、美しいツヤが出るのが特徴です。
効果の持続は3〜4週間と、ワックスよりも長めです。
ガラスコート洗車:
2500円程度。ガラス系分子のコーティング剤で仕上げる最上級のコースです。
撥水・防汚性はもちろん、小キズからボディの塗装を守ってくれる効果も。
シャンプー洗車では落としにくいような汚れも、ただの水洗いで落とせるようになります。
効果の持続は1ヶ月〜2ヶ月と最長で、実はコストパフォーマンスもいいんです。
さらに、オプションで下部洗浄や泡、高圧ジェットなどをトッピングできます。
例えば、雪や潮風・海水による塩化カルシウムの付着はサビの原因となるため、下部洗浄は必須です。
