「石油メジャー」とは?【SS用語辞典】

SS用語辞典
出典:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/)
おおわき
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今日は石油業界の歴史!

石油メジャーとは、石油の探査から開発、生産、精製、輸送、販売まで、石油関連産業を一貫して世界的規模で展開する石油系巨大企業複合体を指します。
メジャー、国際石油資本、メジャーズとも呼ばれています。

第二次世界大戦後にかつて、中東の石油資源を事実上支配してきた7社は「セブン・シスターズ(7人の魔女)と呼ばれてきました。
エクソン、モービル、テキサコ、ソーカル(シェブロン)、ガルフの米国系5社、英蘭系のロイヤル・ダッチ・シェル、そして英国系のBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)の合計7社です。
この7社を合わせてかつては生産量シェア40%、埋蔵量シェア65%を占めていました。
更に、ここにフランス石油(現トタル)を加え、「エイト・シスターズ」と呼ばれたこともありました。

70年代の石油危機以降は、OPEC(石油輸出国機構)諸国の進出によりその地位は低下。
その後、7社は合併・統合を繰り返し、エクソンモービル、シェブロン、BP、ロイヤル・ダッチ・シェルの4社になりました。

ガルフはシェブロンに吸収され、BPによる米国アモコを吸収、エクソンとモービルはエクソンモービルに、シェブロンとテキサコによるシェブロンテキサコ(現シェブロン)に統合されました。

この4社に更にトタルとコノコフィリップスの2社を加えた6社は「スーパーメジャー」と呼ばれています。
しかし、今や前述の大手4社の世界における原油生産シェアは10%程度、保有する油田の埋蔵量シェアは3%
近年では石油から天然ガス・燃料電池などの次世代エネルギーへの需要が高まっていることから、それらの開発への投資に転換しているためです。
かつての石油企業も今や総合エネルギー商社へと立ち代わり、石油メジャーはガスメジャーへと進化しつつあると言われています。

一方、ロシアや中国などの主な国営企業7社の存在感の大きさから、サウジアラムコ(サウジアラビア)、ペトロナス(マレーシア)、ペトロブラス(ブラジル)、ガスプロム(ロシア)、ペトロチャイナ(中国)、イラン国営石油(イラン)、ベネズエラ国営石油公社(ベネズエラ)「新・セブンシスターズ」と呼ばれることも。
7社合わせると、生産量・埋蔵量シェアいずれもが30%にのぼります。

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おーわき
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世界の石油事業は規模がでっかいね〜!

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