今や4割の人がつけているという調査結果もあるドライブレコーダー。
物理的な被害を軽減するわけではありませんが、責任の有無を明確にするために積極的に取り付けをおすすめしたいところ。
事故だけでなくあおり運転などの悪質・危険な運転行為の抑止にも効果的です。
コレひとつで泣き寝入りしなくて済む、真相究明に一役買ってくれるドライバーの味方になるでしょう。
選ぶ時のポイントはまず「画質」。
相手のナンバーを読むために最低限の画質は必要不可欠です。
解像度はフルHD(1920×1080)以上、画素数は200万画素以上が目安にしてください。
そして今やほとんどのドラレコに搭載されている、WDRやHDR。
夜間やトンネル、逆光など、明暗の激しい場所では白飛びや黒つぶれが起こり、重要な瞬間が映らないことも…
そこで、その白飛びや黒つぶれを抑えてくれるのがWDR(ワイドダイナミックレンジ)やHDR(ハイダイナミックレンジ)です。
最も明るい部分・暗い部分それぞれに露出を合わせて撮影した映像を合成するという仕組みです。
次に、ポイントになるのが撮影できる「画角」(視野の広さ)。
交通事故の7割が車両の側面・後方からの衝突というデータがあります。
幅広い視野角を撮影できるドラレコが安心です。
高性能機種だと、上下左右360度撮影できるものも。
更に、当て逃げやイタズラにも対応できるのが、駐車監視モード。
エンジンオフの時もバッテリーや外部電源によって、撮影を続けます。
バッテリーの劣化が気になる人には、ドラレコ用の外付けモバイルバッテリーがおすすめです。
自動車の内部とはまた異なり、どちらかと言えば「家電」の分類に入るドラレコ。
SSマンには少し売りづらく、また必要な知識も少し異なります。
高性能なものも数多くありますが、扱っていない機種の最新機能も知っておきながら、お客さまに合った必要十分な機能を提案したいですね。
つけていない人もまだまだいるドライブレコーダー。
普及により、過去の判例が覆ることも多くあるそうです。
悔しい思いをしないために、事実を証明するために、普及を願うばかりです。
ちなみに、ドライブレコーダーは和製英語。
英語では主にDashcam(ダッシュカム)と呼ばれるそうですよ。